保護者説明会 「わが子の国語力…
大学受験は引き算の勝負
塾生の80%以上が、堀川・西京・桃山・城南菱創以上に合格する
上位校受験専門塚本塾のインスタグラム
大学受験は、真面目な人ほど苦しくなることがあります。
勉強法やルートを調べて、言われたとおりに全部やろうとする。でも現実は、時間も体力も有限です。本当に必要なのは、最強のやり方を集めることではなく、自分の状況に合わせて削れるところは削ること。
思い切ってこれができると、迷いが消えて、勉強が安定します。
勉強法を集めるほど、ドツボにはまる
今の大学受験の世界には、多くの情報があふれかえっています。
検索すれば、参考書の順番も、毎日のルーティンも、いくらでも出てくる。真面目な受験生ほど、それを正解だと思い込み、そのまま再現しようとします。
でも、その勉強法は、自分の状況を正しく把握してこそ機能します。
今の学力、得意不得意、学校の進度、部活や通学で使う時間、客観テスト型か記述型か。共通テストと個別入試の比率はどうか。
状況が違えば、同じことをやっても結果は変わる。だから必要なのは、方法を集めることではなく、自分の状況に合わせて組み替えることです。
まずは現状把握。英語なら単語か文法か長文か、国語なら語彙か読み方か設問処理か。
弱点と長所を言語化することから始めます。
大学受験は引き算 削る決断をする
受験生の永遠のテーマは、時間をどう使うかということ。
真面目な子ほど、全部やれば伸びると信じて、足し算で計画を作る。そして気づいたときには、どれも中途半端になって崩れてしまいます。
でもね、よく考えてください。
大学受験は、できない部分を全部できるようにする勝負ではありません。合格最低点を少しでも超えれば勝ちの勝負です。
だから、伸びにくいところを深追いしすぎず、点になりやすいところに自分の資源を寄せる必要があるのです。
ここで大事なのが、削る決断です。
やらない単元、後回しにする問題集、時間をかけない科目。
引き算の発想で思い切って削ると、残った勉強の密度が上がり、結果につながります。
真面目な子ほど気をつけて
最近は、巷でよく見る参考書ルートのように、合格までの道筋が提案されることが増えました。便利です。何をやればいいかが見えるので、不安が軽くなりますね。
ただ、こうしたルートと呼ばれるものを鵜呑みにするのは危険です。
仮に全科目の最強ルートがあったとしてですよ(誰にでも合う道筋などないと私は思っていますが)、
それを全部採用したとしましょう。最強中の最強ですよね?
でも、絶対にうまくはいかないでしょう。
ちょっと想像してみてください。
焼き肉と、職人さんの握る廻らないお寿司と、フランス料理のコースに、高級中華のおもてなし・・・
一度に全部楽しんでみましょうか。
本当は素晴らしいお料理が、地獄になってしまいます。
ひとつひとつは最高でも、一度に全部は楽しめないんですよ。
高校生には、学校の課題も模試もある。部活もある。体調の波もある。
どんなに優秀な受験生でも、無限の時間は持っていません。
真面目な子ほど、各科目の先生やネットの助言を完璧にこなそうとして消化不良を起こして失速します。
合格のために必要なのは、ルートを守ることではなく、自分に必要な形に調整することです。
合格最低点を超えるための設計図が迷いを打ち消す
設計図の作りかた
- 志望校の配点と科目特性を確認する(共通テストと個別入試の比率も考慮する)
- 各科目の目標点を決める(満点ではなく合格最低点を超える設計)
- 点になりやすい分野と、深追いしない分野を分ける
- 使える時間を現実的に見積もる(平日と休日、学校行事や模試も含めて)
- 週の時間配分を決める(何曜日に何をやるか程度まで落とし込む)
- 今月やる範囲を決める(やらないことも同時に決める)
- 2週間ごとに微調整する(合わないなら修正すればよい)
設計図を作るメリット
- その日にやることが一本化され、迷いが消える
- 検索や比較に時間を奪われなくなる
- 勉強の優先順位が明確になり、時間効率がよくなる
- 真面目な人ほどハマりやすい、全部やろうとして潰れるに陥らない
- 新たな情報に触れた時に、自分に必要かどうかが判断できる
- 心が安定し、継続しやすくなる
努力や根性、気合いはもちろん大事です。いうまでもありません。
しかし大学受験は、努力の量だけで決まる世界でもありません。限られた時間で勝つために、削って、配分して、整える。
時間のない高校生には、これが勝ち筋です。



