「独自枠では上位校に挑戦したい…
京都府公立高校入試2027|入試までに何をする?勉強と出願準備の進め方
「制度のことは分かってきたけれど、結局、今から何をすればよいのでしょうか?」
高校ごとの検査や配点の内容を知ると、次は手続きの手順と、具体的に何を勉強すればよいかが気になってきますよね。
入試制度ブログ第8回は、これまでの説明会でお伝えした内容をもとに、入試までの準備をまとめます。
制度を知った後に大切なのは、志望校合格に必要な力と、今の自分の課題を結び付けることです。中3生はこれからの計画に、中1・中2生と親御さんは、早めの準備に役立ててください。
最初に、志望校の検査内容と配点を確認する
同じ公立高校でも、独自枠の検査内容や配点は学校・学科によって異なります。
まずは志望校の募集要項で、受検する教科、学校個別検査の内容、報告書の扱い、面接などの有無を確認しましょう。
そのうえで、「英語の長文を読み切れない」「数学の途中の説明が書けない」など、課題を具体的にします。
「英語を頑張る」より、「毎日一つの長文を読み、根拠を確認する、誰かに説明する」と決めるほうが、行動につながりますよ。
独自枠と共通枠の出願先は、必要な準備と合わせて考えます。組み合わせ方は、前回の記事で整理しています。
11月・12月は、基礎の穴を埋めながら記述に取り組む
難しい問題ばかりに取り組む前に、英単語や文法、計算、漢字などの基本を確認しましょう。演習で間違えたら、解説を読んで終わりにせず、数日後に自分の力で解き直すと、学力アップにとても効きます。
学校個別検査を受ける人は、志望校に必要な記述や説明の練習も並行して進めます。
国語なら本文を根拠に答える、数学なら途中の考え方を示す、英語なら文のつながりを考えて書く、といった練習です。自分では書けたつもりでも、説明が不足していることがあります。学校や塾の先生に見てもらう機会も作ってください。
共通枠も受検する人は、理科・社会を今から計画に入れておきましょう。英語・数学・国語の対策と並行して、既習範囲を復習します。理科・社会も、用語を覚えるだけでなく、資料の読み取りや理由を説明する問題に取り組むことが大切です。
1月・2月は、時間内に力を出し切る練習へ
次の表は、塚本が考える学習の進め方の目安です。月が替わったらそれ以前の勉強をやめるということではありません。基礎の復習と実戦練習を組み合わせ、本人の課題に応じて調整します。
| 時期 | 学習の重点 |
|---|---|
| 11月・12月 | 基礎の復習と、志望校に必要な記述・説明の練習。共通枠の5教科も並行して進める。入試類似問題の演習も。 |
| 1月 | 統一学力検査の5教科と、必要な学校個別検査の演習。時間を計り、解く順序も確認する。これまでの教材で抜けを補う。 |
| 2月 | 本番を想定した演習と解き直し。新しい教材を増やしすぎず、生活時間と体調を整える。 |
演習では点数だけでなく、「知識が足りなかった」「時間が足りなかった」「設問を読み違えた」を分けて振り返りましょう。原因によって、次にする取り組みが変わります。
WEB出願は、入力から受検票まで日程を確認する
勉強と一緒に、手続きの予定も親子で共有してください。志願者情報の入力と、志望校などの出願情報の入力は、別の手続きです。入力だけではなく、手数料納入や受験票印刷など、期日までに完了しなければならないこともあります。
| 前期選抜の主な手続き・日程 | 期間・日付 |
|---|---|
| 志願者情報入力 | 2026年12月8日〜14日 |
| 出願情報入力 | 2027年1月12日〜18日 |
| 検査手数料納入 | 1月26日〜2月1日 |
| 出願期間 | 2月3日〜5日 |
| 受検票印刷 | 2月12日〜17日 |
| 統一学力検査 | 2月18日 |
| 学校個別検査 | 原則2月19日。学校により異なる。 |
| 合格発表 | 3月5日 |
中学校による確認・承認もあります。上の表は主な日程ですので、受付時刻や学校ごとの検査日は正式な要項で確認し、中学校から示される提出・確認の期限に従って進めましょう。
受検票の印刷方法や、当日の持ち物・交通経路も早めに確かめておくと安心です。
中1・中2は、日々の学習を積み重ねる
中1・中2の人が、今から中3生と同じ量の入試問題を解く必要はありません。
まずは学校で習った内容をその学期のうちに理解し、英語・数学の積み残しを減らしましょう。国語でも、答えの根拠を言葉にする習慣を付けてください。
内申点も中1からの評定が関わります。主要5教科に加え、実技4教科の日々の学習にも丁寧に取り組みましょう。高校については、偏差値だけでなく、学ぶ内容や通学、校風にも目を向けてみてくださいね。
12月6日(日)入試制度説明会を開催します
塚本塾では、塾に通っていない小中学生と親御さんを対象に、京都府公立高校入試制度説明会を開催します。制度の仕組み、高校ごとの検査・配点、志望校選びと今からの準備をお伝えします。
堀川・西京・嵯峨野・桃山自然科学科・城南菱創・南陽の6校を中心に、中1・中2の親御さんを念頭に置いた内容です。小学生・中3生のご家庭や、他の塾に通っている方もご参加いただけます。
日時:2026年12月6日(日)10:00〜11:30
会場:塚本塾(近鉄伊勢田駅から徒歩2分)
参加費:無料
申込締切:12月5日(土)
親御さんだけでも、お子さまと一緒でも結構です。
詳細ページから申込フォームへ進み、「12月6日(日)公立高校入試制度説明会」を選び、参加希望者数をご入力ください。
全8回でお伝えしてきた制度の知識を、これからの高校選びと勉強に生かしていただければと思います。まずは今週取り組む課題を一つ、親子で具体的に決めるところから始めてみてください。
参考:京都市教育委員会「令和9年度入学者選抜について」/塚本塾入試制度説明会資料。日程は2027年度入試のものです。

