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高校受験の準備は小学生から?|中学入学前に確認したい国語・算数の基礎
「高校受験の準備は、中学生になってからでよい」
そう考える方は多いと思います。
もちろん、小学生のうちから高校入試の過去問を解いたり、受験勉強を始めたりする必要はありません。
ただし、中学校の勉強は、小学校で身につけた国語・算数の力を土台にして進みます。
小学校で残した小さなつまずきが、中学校で学ぶ全教科において、大きな負担になることもあるのです。
「早く受験勉強を始める」という意味ではありません
小学生から高校受験の準備をすると聞くと、難しい問題を先取りしたり、長時間勉強したりすることを想像するかもしれません。
ここでお伝えしたい準備は、そういうものではありません。
今までに習った内容の中で、できているところと、まだ十分に定着していないところを確認することです。
親御さんが想像しているよりも、結構できてないなあ、というケースがほとんどです。
でも、苦手な単元が見つかっても、小学生のうちなら時間をかけて戻れます。中学校の定期テストや高校受験が目前に迫ってから直すより、余裕をもって取り組めますよ。
算数のつまずきは、中学校の数学にもつながります
中学校の数学では、正負の数、文字式、方程式、関数、図形などを学びます。
新しい内容に見えますが、その土台には、小学校で習う計算、分数、小数、割合、単位、図形、文章題があります。
- 分数や小数を含む計算に時間がかかる
- 割合や速さの意味があいまい
- 文章題で、何を式にすればよいか分からない
- 図や表から必要な情報を読み取れない
こうした課題を残したまま数学へ進むと、新しく習う内容以前のところで手が止まってしまいます。
文字式の単元に入ってしばらくすると、「文字式わから~ん」という子が現れます。その場合、わからない原因はほぼ100%、上述の事柄に当てはまります。
反対に、基本的な計算や数量の関係が理解できていれば、中学校で新しい考え方を学ぶことに集中できます。
国語は、すべての教科を学ぶための土台です
国語の力は、国語だけに使うものではありません。
数学の文章題、理科や社会の資料、英語の問題文でも、「何を問われているか」を正確に読み取る必要があります。
漢字や語句を知っていること。文と文のつながりを追えること。条件を読み落とさないこと。自分の考えを言葉にできること。
これらは、中学校の定期テストだけでなく、その先の高校受験でも必要になる力です。
先日たまたま扱った大学受験の英作文には、「捕らぬ狸の皮算用」がしれっと挟まっていました。
「計算はできるのに、文章題になると間違える」という場合、算数だけではなく、問題文の読み取り、あるいはそもそも問題文を読んでいないことに原因があることもありますよ。
学校のテストで高得点でも、確認しておきたいこと
学校のカラーテストで80点、90点、100点を取れていれば、それは日々の学習を頑張っている結果です。
ただ、学校のテストは、直前に習った単元の理解を確かめるものが中心です。
以前に習った内容を覚えているか。複数の単元を組み合わせて使えるか。初めて見る文章や問題にも対応できるか。
こうした力は、範囲の広い学力テストを受けることで見えやすくなります。
高校入試の制度が変わっても、基礎学力の大切さは変わりません
京都府の公立高校入試は、新しい制度へ変わります。
選抜方法や学校の選び方が変われば、保護者の方にとって分かりにくい部分も増えますよね。
しかし、どの制度で受験するとしても、国語で正確に読み、数学で筋道を立てて考える力が必要なことに変わりはありません。
小学生の今は、志望校を決める時期ではありません。将来、選びたい学校が見つかったときに、その選択肢を広げられるための土台をつくる時期です。
小3・小4と、小5・小6では確認する目的が違います
小3・小4生は、これから学ぶ内容を支える土台ができているかを確認する時期です。
苦手が小さいうちに気づけば、日々の学習の中で少しずつ直していけます。
小5・小6生は、中学校進学を見据えて、これまでの学習内容を広く確認する時期です。
特に小6生は、中学校へ進むまでの数か月をどう使うかによって、入学後の余裕が変わります。
本当に大げさではなく、中学生になってからの状態に天と地の差が生まれます。
結果は、点数より「次に何をするか」が大切です
学力テストは、よい点数を取って安心するためのものではありません。
間違えた問題を見て、「できなかった」で終わらせず、どの単元に戻るのかを決めることが大切です。
できているところは、しっかり認める。まだ定着していないところは、具体的に確認する。そして、3学期や次の学年の勉強につなげる。
今の学力を知ることは、将来の可能性を広げたり高めたりすることであり、これから伸ばすための出発点を知ることです。
冬の小学生基礎力判定テストを実施します
塚本塾では、塾生以外の小学3年生~6年生を対象に、国語・算数の「基礎力判定テスト」を実施します。
実施日は、2026年12月25日(金)・27日(日)・2027年1月4日(月)。受験料は3,000円(税込)です。
答案・成績表の返却時には、結果の見方と今後の勉強について、塾長・塚本から簡単に所見をお伝えします。
可能性でいっぱいの中学校生活にするために、今のお子さんに必要な勉強を一緒に確かめてみませんか。



