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学力テストの成績表はどう見る? 点数より確認したい3つの項目
学力テストの成績表が返ってくると、まず目に入るのは点数ですよね。
「80点だったから、よくできている」
「平均点より低かったから、心配だ」
もちろん、点数は大切な結果の一つです。
しかし、学力テストを今後の勉強に生かすなら、点数だけを見て終わるのは少しもったいないです。
学力テストの成績表には、現在の学力と、これから取り組むべきことを考えるための情報が入っています。
今回は、成績表が返ってきたときに、点数とあわせて確認したい3つの項目をお伝えします。
1.偏差値――同じ点数でも、テストによって意味は変わる
学校のテストでは、点数そのものを見て評価することが多いと思います。
一方、学力テストでは、平均点や問題の難しさが毎回同じとは限りません。
たとえば、同じ70点を取ったとしても、平均点が60点のテストの場合と、平均点が80点のテストの場合とでは、点数の持つ意味が違います。
そこで確認したいのが偏差値です。
偏差値を見ると、受験者全体の中で、自分がどのあたりにいるのかを確認できます。
ただし、偏差値も一度の結果だけで良い、悪いを決めるものではないです。
得意・不得意な単元や、その日の状態によって、数字は変わります。
一回の数字に一喜一憂するのではなく、継続して受験して、推移を見ながら学力の変化を確かめてくださいね。
小学生の学力テストについて
学校のカラーテストだけでは見えにくい、広い範囲での定着度を確認します。
2.単元別の結果――「苦手」の中身を具体的にする
次に見てほしいのが、単元ごとの結果です。
「算数が苦手」「英語ができなかった」というだけでは、次に何を勉強すればよいのかが分かりません。
算数・数学なら、計算、文章題、図形、関数など、どの分野に課題があるのか。
国語なら、漢字・語句なのか、説明文なのか、物語文なのか。
英語なら、単語・文法なのか、会話文なのか、長文読解なのか。
単元ごとの結果を見ると、「苦手」という大きなくくりを、具体的な課題に分けることができます。
ここで大切なのは、できなかった単元だけを見るのではなく、できていた単元も確認することです。
得意なところは、本人が努力して身につけた力です。まずは親御さんは、できていることをきちんと認めてあげてくださいね。
そのうえで、十分に定着していない単元を一つか二つに絞り、復習の順番を決めます。
課題を全部まとめて解決しようとするよりも、取り組む内容を具体的にした方が、次の行動につながります。
3.問題ごとの全体正答率――どの間違いから直すかを考える
成績表に問題ごとの全体正答率が載っていますので、答案と並べて確認してみてください。
全体正答率とは、その問題を受験者の何%が正解したかを示す数字です。
ここを見ると、同じ不正解でも、その意味の違いが分かります。
多くの受験者が正解している問題を間違えていたなら、まず優先して復習したいところです。
知識が抜けていたのか、問題文を読み違えたのか、計算ミスだったのか。原因を確かめ、次は同じ間違いをしないための方法を考えます。
一方、全体正答率が低い難しい問題は、現時点で解けなかったからといって、必要以上に落ち込むことはありません。
まずは、多くの受験者が正解している問題を確実に取れるようにする。そのうえで、少しずつ難しい問題に挑戦する。
この順番で見直すと、何から勉強すべきかが分かりやすくなりますよ。
中1・中2生の学力テストについて
英語・数学・国語の現在地を確認します。中2生は、志望校の合格可能性判定も出ます。
中2生の志望校判定は、結果よりも「中身」を見る
中学2年生の合格判定テストでは、志望校の合格可能性判定が出ます。
判定がよければ安心し、厳しければ志望校をあきらめる。そのような見方をするためだけのものではありません。
中2の冬ですから、受験までにはまだまだ時間がありますよ。
今の時点で志望校までどのくらい距離があるのか。
その差は、どの教科や単元から生まれているのか。これから、どこに時間を使えばよいのか。
判定を、今後の勉強を考える材料として使うことが大切です。
また、判定は現在の学力に基づく目安です。合格を保証したり、将来の可能性を決めたりするものではありません。
成績表を見たあとに、決めておきたいこと
成績表を確認したら、最後に「次に何をするか」を一つ決めてください。
たとえば、次のような小さな目標で構いません。
- 間違えた計算問題を、もう一度自分で解く
- 忘れていた漢字や英単語を覚え直す
- 苦手だった単元を、教科書や問題集で復習する
- 空欄にした問題を、解説を読んで最後まで解く
学力テストは、受けるだけで学力が上がるものではありません。
結果から課題を見つけ、復習につなげることで、初めて次の学習に生きてきます。
塚本塾では、答案・成績表の返却時に所見をお伝えします
塚本塾の冬の判定テストでは、答案・成績表の返却時に、塾長・塚本から結果の見方と今後の勉強について簡単に所見をお伝えします。
点数だけでは分かりにくい、できているところと、これから取り組みたいところを一緒に確認します。
面談をご希望の場合は、お申込フォーム送信時にその旨をご記入ください。
冬の学力テストで、次の勉強につながる現在地を確認しませんか
実施日:2026年12月25日(金)・27日(日)・2027年1月4日(月)
申込締切:2026年12月14日(月)
点数結果は、これからを考えるための第一歩です。
偏差値、単元別の結果、問題ごとの全体正答率まで確認すると、今の学力がより具体的に見えてきます。
成績表を、ほめるため、叱るためだけのものにせず、次の勉強を考えるために活用してくださいね。


