何時間ぐらいやればいいですか?

京都府上位高「堀川・嵯峨野・西京・桃山・南陽・城南菱創高校」受験、
国公立大学・難関私立大学受験の指導を行う英語・国語に強い宇治市の塚本塾です。
英語・国語(日本語)が専門である塾長・塚本が直接指導する英語/国語特訓コース・英語検定コースもあります。

 

「1日何時間ぐらいやればいいすかね?」

高3生がボソッと一言、質問しているのか独り言なのか、中途半端なトーンで口にしました。

でもその瞬間、アッと思ったのか、

「いや、ちゃいますよ、土日の話しですよ!平日より時間が長く取れるから、どれぐらいやればいいかなと思って・・・」

さすが、中1からウチに来てくれているAくん、この手の質問に対する私の答えはわかっていますね。
というより、ずっと叩き込まれてきていますしね(笑)
すかさずフォローを入れてきました。

こういう、

「何時間頑張ればいいですか?」

「何ページやればいいですか?」

「今から頑張れば間に合いますか?」

という質問シリーズ、これは本当に頑張っている人には浮かんでこない種類の質問です。

なぜなら、本当に頑張っている人にとっては、

本気で行きたい大学があるから必死に突っ走っているだけ、

自分が納得できるまで取り組みたいだけ、だからです。

置かれている状況によっては、何時間でも時間がほしいところでしょう。
何時間やればいいか?というような発想がそもそもない。

ましてや大学受験生、それも国公立の難関大学に行かんとする受験生なら、やるしかないでしょう。

本当にその大学に行きたいという想いが強いなら、やるしかないんです。
参考書だろうが問題集だろうが、自分が納得できるまで取り組んで、やりきって、エッセンスをしゃぶり尽くす。

ここで、
「納得いくまで取り組むにはどうすればいいですか?」

とか言ってしまう人がもしいたら・・・

大学に行ってから何をしたいんでしょうか?
大学へ進学するということについて、もう一度よく考えたほうがいいのかもしれません。