当たり前が変わる時

京都府上位校「堀川・嵯峨野・西京・桃山・南陽・城南菱創高校」受験、
国公立大学・難関私立大学受験の指導を行う英語・国語に強い宇治市の塚本塾です。
英語・国語(日本語)が専門である塾長・塚本が直接指導する英語/国語特訓コース・英検取得コースもあります。

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少し前に入塾した中学生のお話し。
体験授業前にお母さんと面談し、
定期テストは50~60点で、通知表はほとんど3とのこと。

面談での話をふまえて、いざ体験授業に入ります。
当然、通知表3程度の生徒という想定でやりとりを始めます。

「この問題は飛ばしてくれていいよ」
「ここは2番までやって、3番はなしでいこう」

通知表3というのは、5段階の3=真ん中、という見方もできますが、
いやいや、想像以上にできないことが多いものなんです。
それをふまえた塚本の経験値から、
これはできるかな、あれはむずかしいかなと、調節しながら投げかけていきます。

しばらくやっていて、気づきました。
ん? この子、思ったより反応ええやん!
そうか、そのパターンか・・・
これはいけるかも!

本人の申告では、定期テスト前の提出物などは完璧に仕上げてるし、
問題集も何回か繰り返している。
やるべきことをもれなく、全力で頑張ってきました!と。

・・・自分の部屋で、誘惑と戦いながら(笑)
(いや、それは絶対勝てへんやつやん)

まあ、普通の中学生の「全力で頑張ります!」なんていうのは、そんなもんですね。
やるべきことの方向性はずれているし、量も圧倒的に少ない。

英語はここから始めて、これができるようになること。
数学はこれを繰り返してやり、今はここはやらなくてもよい。

「そうだったんですか!」
「知らなかったです!」
具体的な指示とアドバイスに、目からウロコだったようです。


周りの子たちの立ち位置はこのぐらいやから、
同じように頑張り続けたらここまでは行けるで!
ていうか、まずはここまで早く駆け上がっていくで!

「はい、やります!」
まずは素直が一番。
あとは行動を続けられたら必ずできます。

この子のように、それなりの力を持ちながらも埋もれている子は結構いると思います。
そういう子が、正しい方向性で、正しく量をこなすことを知り、
それを当然のように実現している仲間たちを目の当たりにする。

「当たり前」が変わる瞬間です。

60点を80点にして、90点にまで上げていく。
この子にはできます。
「当たり前」を変えられた子には、無限の可能性が広がります。

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