凡ミスはNGワード!

堀川・嵯峨野・西京・桃山・南陽・城南菱創高校合格、
国公立大学・関関同立合格を目指す生徒が集まる、宇治市伊勢田の塚本塾です。
英語・国語(日本語)が専門である塾長・塚本が直接指導する英語/国語特訓コースがあります。

近隣の中学校の中間テスト結果が出そろってきました。
今回は、「凡ミス」について。

「凡ミス」というと、いわゆるうっかりミスとかケアレスミスと呼ばれるものでしょうか。
具体的には、数学で約分をし忘れたり、英語でピリオドを書いていない、などですかね。

でもこの凡ミスという言葉、使う本人にはとても便利である反面、かなり危険な言葉でもあります。
特に、ミスの中身をしっかりと再考することなく「凡ミス!」を連発する人は、要注意です。

というのは、結果を出している人とそうでない人では、この凡ミスという言葉の持つ意味に、天と地ほどの隔たりがあるからです。
両者の、自分のミスに対する捉え方の違いですね。

結論から言うと、結果を出している人や、迫力満点で勉強に取り組んでいる人は、まず凡ミスという言葉を使いません。
自分の犯してしまったミスに対して、最大限の感情を揺さぶり起こしながらそのミスを悔やみます。
つまり、たとえピリオド忘れだったとしても、それは悔やみきれない「重大ミス」なのです。

一方、ゆる~いモードで、ぬる~くテスト勉強に取り組んでいる人の場合は、結果に対する姿勢もまたゆる~いものになります。
まぁ、当たり前なんですが。
漢数字で書くべきところを算用数字で書いて、「凡ミス、凡ミス!」
三単現のSをつけ忘れて、「Sがないだけやん!凡ミス、凡ミス!」

こうなるともう、イタイです。イタすぎますね。
凡ミスどころか、もう、致命的ミスとしかいいようのないことに気づいていない・・・

さらに悪いことには、「凡ミス!」を連呼する人の多くが、自分のミスを振り返ったり分析したりはしない傾向にあります。
ミスを非常に軽く受け止めているか、そもそも受け止めすらしていないのですから、そうなりますよね。

間違いは誰でもしますし、間違ってもいいんです。どんどん挑戦して、どんどん間違ってください。
でもね、間違いから学ぶことも忘れないでくださいね。
間違ったらそこから学んで、経験値を上げて、どんどん強くなっていきましょう。

ということで、今日、今から、「凡ミス!」をNGワード設定してみてはいかがでしょうか。